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2018年3月期 決算短信 IRライブラリ | エムスリー株式会社

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Academic year: 2018

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(1)

2018年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)

2018年4月25日  

上場会社名 エムスリー株式会社 上場取引所 東

コード番号 2413 URL  http://corporate.m3.com/ 代表者          (役職名)代表取締役 (氏名)谷村 格

問合せ先責任者  (役職名)取締役 (氏名)辻 高宏 (TEL)  03-6229-8900

定時株主総会開催予定日 2018年6月28日 配当支払開始予定日 2018年6月8日

有価証券報告書提出予定日 2018年6月29日    

決算補足説明資料作成の有無 :有    

決算説明会開催の有無      :有(アナリスト向け)    

 

  (百万円未満四捨五入)

1.2018年3月期の連結業績(2017年4月1日~2018年3月31日)

(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)

 

  売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益

親会社の所有者に 帰属する当期利益

当期包括利益 合計額

  百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %

2018年3月期 94,471 20.9 29,713 18.6 29,700 19.0 20,783 22.7 19,684 23.0 19,575 23.2 2017年3月期 78,143 20.9 25,050 25.1 24,959 25.1 16,938 25.5 16,004 28.0 15,893 21.6  

 

基本的1株当たり 当期利益

希薄化後 1株当たり当期利益

親会社所有者帰属持分 当期利益率

資産合計 税引前利益率

売上収益 営業利益率

  円 銭 円 銭 % % %

2018年3月期 60.79 60.75 26.3 28.0 31.5 2017年3月期 49.44 49.40 26.2 29.5 32.1 (参考)持分法による投資損益 2018年3月期 30百万円 2017年3月期 229百万円

 

(2) 連結財政状態

  資産合計 資本合計

親会社の所有者に 帰属する持分

親会社所有者 帰属持分比率

1株当たり親会社 所有者帰属持分

  百万円 百万円 百万円 % 円 銭

2018年3月期 116,441 85,167 82,484 70.8 253.94 2017年3月期 95,546 69,510 67,064 70.2 206.43  

(3) 連結キャッシュ・フローの状況  

営業活動による キャッシュ・フロー

投資活動による キャッシュ・フロー

財務活動による キャッシュ・フロー

現金及び現金同等物 期末残高

  百万円 百万円 百万円 百万円

2018年3月期 15,913 △7,281 △4,761 23,732 2017年3月期 16,555 △14,490 △3,897 20,095  

2.配当の状況

 

年間配当金

配当金総額 (合計)

配当性向 (連結)

親会社所有者 帰属持分配当 率(連結) 第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計

  円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %

2017年3月期 - 0.00 - 10.00 10.00 3,238 20.2 5.3 2018年3月期 - 0.00 - 11.00 11.00 3,563 18.1 4.8

2019年3月期 (予想) - 0.00 - - -   -  

(注)現時点において、2019年3月期の配当予想額は未定です。今後の資金需要動向とキャッシュ・フローの状況とを勘 案し、株主配当の水準を決定する予定です。

 

3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)

  (%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)

 

  売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益

親会社の所有者 に 帰属する当期利益

基本的1株当たり 当期利益

  百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭

第2四半期(累計) 50,000 16.7 13,490 10.0 13,600 10.0 9,110 12.0 8,400 12.0 25.94 通期 113,350 20.0 31,720 15.0 31,700 15.0 22,220 15.0 20,960 15.0 64.73 (注)1 2019年3月期より、IFRS第9号(金融商品)の適用を予定しており、2018年3月期に遡って修正再表示を行う

予定です。業績予想の前年対比については、IFRS第9号を適用した2018年3月期の遡及修正後の数値に基づい て記載しています。

(ご参考)2018年3月期の遡及修正後の各数値は以下の通りとなる見込みです。当該数値は、監査前・仮集計 数値であり今後変更になる可能性があります。

  売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益

親会社の所有者に 帰属する当期利益

  百万円 百万円 百万円 百万円 百万円

第2四半期(累計) 42,849 12,263 12,360 8,130 7,499 通期 94,471 27,587 27,574 19,327 18,229 2 基本的1株当たり予想当期利益については、2018年3月期期中平均株式数323,807,332株に基づいて算出して

(2)

(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有 新規 1社 (社名)コスモテック株式会社

 

(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更 ①  IFRSにより要求される会計方針の変更:無 ②  ①以外の会計方針の変更        :無 ③  会計上の見積りの変更        :無  

(3) 発行済株式数(普通株式)

①  期末発行済株式数(自己株式を含む) 2018年3月期 323,897,900 株 2017年3月期 323,790,100 株 ②  期末自己株式数 2018年3月期 32,400 株 2017年3月期 32,400 株 ③  期中平均株式数 2018年3月期 323,807,332 株 2017年3月期 323,701,536 株  

     

※  決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です。  

※  業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項 (将来に関する記述等についてのご注意)

本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する事項は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断 する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は 様々な要因により大きく異なる可能性があります。

 

(IFRSの適用について)

当社は連結財務諸表の作成にあたり、2015年3月期より国際会計基準(IFRS)を適用しています。  

(決算補足説明資料)

決算補足説明資料は、2018年4月25日に当社ホームページに掲載いたします。  

(3)

○添付資料の目次

 

1.経営成績等の概況 ……… 1

(1) 当期の経営成績の概況 ……… 1

(2) 当期の財政状態の概況 ……… 3

(3) 当期のキャッシュ・フローの概況 ……… 3

(4) 今後の見通し ……… 4

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ……… 4

3.連結財務諸表及び主な注記 ……… 5

(1) 連結財政状態計算書 ……… 5

(2) 連結損益計算書 ……… 7

(3) 連結包括利益計算書 ……… 8

(4) 連結持分変動計算書 ……… 9

(5) 連結キャッシュ・フロー計算書 ……… 10

(6) 継続企業の前提に関する注記 ……… 11

(7) 連結財務諸表注記 ……… 11

1 報告企業 ……… 11

2 作成の基礎 ……… 11

3 重要な会計方針 ……… 11

4 重要な会計上の見積り及び判断方針 ……… 18

5 セグメント情報 ……… 19

6 企業結合 ……… 22

7 のれん ……… 26

8 資本金及びその他の資本項目 ……… 27

9 配当金 ……… 29

10 金融商品 ……… 30

11 売上収益 ……… 34

12 売上原価 ……… 34

13 販売費及び一般管理費 ……… 35

14 連結キャッシュ・フロー計算書の補足事項 ……… 36

15 1株当たり利益 ……… 37

16 後発事象 ……… 37

(4)

1.経営成績等の概況

(セグメントの変更について)

従来、インターネットを活用した医療関連会社マーケティング支援等の事業を「医療ポータル」セグメント、リア ルの人材を活用した営業・マーケティング業務等のオペレーション受託事業を「営業プラットフォーム」セグメン ト、電子カルテ等の開発販売事業を「診療プラットフォーム」セグメントとしておりましたが、インターネットとリ アルオペレーションを融合したマーケティング支援事業の展開が進んでいることから、当連結会計年度より、経営資 源の配分の決定及び業績評価を行う単位を変更し、当該セグメントを統合した「メディカルプラットフォーム」セグ メントに区分しました。なお、従来、報告セグメントに含まれない「その他」に含めていた医療用医薬品専門の広告 代理店事業等も「メディカルプラットフォーム」セグメントに含めています。

また、従来「医療ポータル」セグメントに含めていたキャリア事業については、事業規模の拡大に伴い、経営資源 の配分の決定及び業績評価を行う単位を変更し、「キャリアソリューション」セグメントに区分しました。

さらに、報告セグメントに含まれない事業セグメントを「その他」から「その他エマージング事業群」に名称を変 更しています。

 

(1) 当期の経営成績の概況

国内においては、医師会員25万人以上が利用する医療従事者専門サイト「m3.com」を中心に様々なサービスの展開 をしています。

メディカルプラットフォームにおいては、「m3.com」のプラットフォーム上で会員医師が主体的、継続的に高頻度 で情報を受け取れる「MR君」ファミリーの各種サービスに加え、会員医療従事者を対象とした調査サービス、会員へ 医療情報以外のライフサポート情報を提供する「QOL君」等の一般企業向けマーケティング支援サービス等、顧客の 意図や用途により選べるサービスメニューを提供しています。さらに、次世代MR「メディカルマーケター」の提供、 医療系広告代理店等の事業を、グループ各社を通じて展開しています。また、2017年11月には医療機器の販売、コン サルティングを行うコスモテック株式会社と株式会社ジャメックスを子会社化しました。

エビデンスソリューションでは、治験に参加する施設・対象患者を発見する治験支援サービス「治験君」を核に、 大規模臨床研究支援サービス、治験業務の支援を行うCRO、治験実施医療機関において治験業務全般の管理・運営を 支援するSMO等の事業を、グループ各社を通じて提供しています。

キャリアソリューションでは、エムスリーキャリア株式会社において、医師、薬剤師向けの求人求職支援サービス の展開を進めています。

さらに、一般の方々からの健康や疾病に関する質問に「m3.com」登録医師が回答する「AskDoctors」

(http://www.AskDoctors.jp/)等のコンシューマ向けサービスに加え、医療福祉系国家試験の対策等の事業を行う 株式会社テコムにおいてもサービス展開を進めています。

海外においては、米国で、医療従事者向けウェブサイト「MDLinx」を運営し、この会員基盤を活かした製薬会社向 けサービスの展開を行っている他、医師向けの転職支援サービスも拡大しています。2018年2月には治験支援会社 Wake Research Holdings, LLCの持分権を取得し、治験事業に参入しました。欧州では、英国で約20万人の医師会員 を擁する医師向けウェブサイト「Doctors.net.uk」において製薬会社向けサービスの展開を進める他、フランス、ド イツ、スペインでVidal Groupを通じて医薬品情報データベースの提供を行っています。中国では、医療従事者向け ウェブサイトに登録する医師会員数は200万人を超え、順調に拡大しています。インドにおいても合弁事業を開始し ています。

また、日本、米国、欧州、中国、韓国をはじめ、当社グループが世界中で運営する医療従事者向けウェブサイト及 び医師パネルに登録する医師は合計で400万人を超えており、医師パネルを活用したグローバルな調査サービスの提 供も行っています。

 

当連結会計年度の業績は、以下の通りです。

(当期の業績) (単位:百万円)

 

2017年3月期 (自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

2018年3月期 (自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

比較増減

売上収益 78,143 94,471 +16,328 +20.9%

営業利益 25,050 29,713 +4,663 +18.6%

税引前当期利益 24,959 29,700 +4,741 +19.0%

当期利益 16,938 20,783 +3,844 +22.7%

(5)

(セグメントの業績) (単位:百万円)  

2017年3月期 (自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

2018年3月期 (自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

比較増減

メディカル プラットフォーム

セグメント売上収益 28,223 34,306 +6,083 +21.6% セグメント利益 14,475 15,477 +1,002 +6.9% エビデンス

ソリューション

セグメント売上収益 22,313 22,084 △228 △1.0% セグメント利益 5,307 5,532 +225 +4.2% キャリアソリュ

ーション

セグメント売上収益 8,631 10,880 +2,249 +26.1% セグメント利益 2,503 2,871 +369 +14.7% 海外

セグメント売上収益 16,338 22,425 +6,087 +37.3% セグメント利益 1,582 2,980 +1,398 +88.4% その他エマージ

ング事業群

セグメント売上収益 4,525 6,903 +2,378 +52.5% セグメント利益 1,468 1,697 +229 +15.6% 調整額

セグメント売上収益 (1,886) (2,126) - -

セグメント利益 (285) 1,156 - -

合計

売上収益 78,143 94,471 +16,328 +20.9% 営業利益 25,050 29,713 +4,663 +18.6%  

① メディカルプラットフォーム

「MR君」ファミリー等の製薬会社向けのマーケティング支援サービスや、医療系広告代理店サービス等の進展 により、メディカルプラットフォームセグメントの売上収益は、34,306百万円(前期比21.6%増)となりまし た。

売上原価と販売費及び一般管理費の総額は、業容拡大に伴う人件費増加等の要因を中心に、19,431百万円(前 期比39.6%増)となりました。

以上の結果、メディカルプラットフォームのセグメント利益は15,477百万円(前期比6.9%増)となりまし た。

 

② エビデンスソリューション

CRO事業での治験プロジェクトは順調に進展したものの、株式会社Integrated Development Associatesが連結 子会社から外れたこと等によりセグメントの売上収益は22,084百万円(前期比1.0%減)となりました。一方 で、オペレーションの効率化が進んだことにより収益性が高まり、セグメント利益は5,532百万円(前期比4.2% 増)となりました。治験プロジェクトの需要は引き続き旺盛で受注は順調に推移しています(セグメント合計で は270億円程度のビジネス規模に達する)。

 

③ キャリアソリューション

転職者数の増加により業容が拡大し、キャリアソリューションセグメントの売上収益は、10,880百万円(前期 比26.1%増)となりました。

また、人員の採用等、成長のための先行投資による人件費の増加を吸収し、セグメント利益は2,871百万円 (前期比14.7%増)となりました。

 

④ 海外

米英において調査サービスが拡大したことに加え、Vidal Groupの拡大により、海外セグメントの売上収益は 22,425百万円(前期比37.3%増)となりました。米国を中心とした収益性の改善もあり、セグメント利益は 2,980百万円(前期比88.4%増)となりました。

 

⑤ その他エマージング事業群

売上収益は6,903百万円(前期比52.5%増)となりました。新規に立ち上げた事業への先行投資等を吸収し、 その他エマージング事業群の利益は1,697百万円(前期比15.6%増)となりました。

(6)

 

以上の結果、当連結会計年度における当社グループの売上収益は94,471百万円(前期比20.9%増)、営業利益は 29,713百万円(前期比18.6%増)、税引前当期利益は29,700百万円(前期比19.0%増)、当期利益は20,783百万円 (前期比22.7%増)となりました。

 

(2) 当期の財政状態の概況

資産合計は、前連結会計年度末比20,895百万円増の116,441百万円となりました。流動資産については、業容拡大 及び新規連結子会社の増加等に伴い営業債権及びその他の債権が6,448百万円増加したこと、また現金及び現金同等 物が3,636百万円増加したこと等により、前連結会計年度末比11,784百万円増の53,596百万円となりました。非流動 資産については、Wake Research Holdings, LLCの持分権取得を始めとした新規連結子会社の増加等によりのれんが 5,648百万円増加したこと等により、前連結会計年度末比9,111百万円増の62,845百万円となりました。

負債合計は、前連結会計年度末比5,237百万円増の31,274百万円となりました。流動負債については、新規連結子 会社の増加等に伴い営業債務及びその他の債務が2,983百万円増加したこと等により、前連結会計年度末比4,010百万 円増の24,555百万円となりました。非流動負債は、繰延税金負債が360百万円増加したこと等により、前連結会計年 度末比1,227百万円増の6,718百万円となりました。

資本合計は、前連結会計年度末比15,658百万円増の85,167百万円となりました。親会社の所有者に帰属する当期利 益19,684百万円を計上した一方、剰余金配当3,238百万円を行ったこと等により、利益剰余金が16,446百万円増加し たこと等によります。

 

(3) 当期のキャッシュ・フローの概況

当連結会計年度における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度残高より3,636百万円増加し、23,732百万 円となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、15,913百万円の収入(前期比642百万円の収入減)となりました。収入の 主な内訳は、税引前当期利益29,700百万円であり、支出の主な内訳は法人所得税の支払額8,795百万円です。事業拡 大に伴い法人所得税の支払額が前期比1,889百万円増加しています。

投資活動によるキャッシュ・フローは、7,281百万円の支出(前期比7,209百万円の支出減)となりました。収入の 主な内訳は、売却可能金融資産の売却による収入2,346百万円であり、支出の主な内訳は、Wake Research Holdings, LLCの持分権取得等の連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出8,196百万円です。

財務活動によるキャッシュ・フローは、4,761百万円の支出(前期比865百万円の支出増)となりました。主に、親 会社の株主への配当金の支払3,238百万円が発生しています。

(7)

(4) 今後の見通し

当社グループの翌連結会計年度については、増収増益となることを見込んでいます。  

① メディカルプラットフォーム

「MR君」ファミリー等の製薬会社向けマーケティング支援サービスや、医療系広告代理店サービス等の成長に加 え、2017年度新規連結子会社の連結業績への貢献を見込んでいます。

費用については、一層の成長に向けた積極的な人員増等を計画していますが、既存サービスに直接関連する費用 に関しては構造的な変化は見込んでいません。

以上の結果、メディカルプラットフォーム事業は、増収増益を見込んでいます。  

② エビデンスソリューション

エビデンスソリューション事業については、グループ会社各社の事業が順調に推移することにより増収増益を見 込んでいます。

 

③キャリアソリューション

エムスリーキャリアの事業拡大による増収増益を見込んでいます。  

④ 海外事業

海外事業については、各国において、製薬会社向けマーケティング支援サービス、調査サービス及び医師向け転 職支援サービス等の各サービスが順調に拡大することを見込んでいる他、2018年2月に新たに持分権を取得した Wake Researchの連結業績への貢献により、増収増益を見込んでいます。

   

これらを踏まえ、2019年3月期の業績見通しを、以下の通りといたします。

なお、2019年3月期より、IFRS第9号(金融商品)の適用を予定しており、2018年3月期に遡って修正再表示を行 う予定です。前年対比については、IFRS第9号適用後の2018年3月期の修正再表示後の各数値に基づいて記載してい ます。

(2019年3月期業績見通し)  

  売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益

親会社の所有者に 帰属する当期利益

  百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %

第2四半期(累計) 50,000 16.7 13,490 10.0 13,600 10.0 9,110 12.0 8,400 12.0 通期 113,350 20.0 31,720 15.0 31,700 15.0 22,220 15.0 20,960 15.0 ※上記業績予想につきましては、本資料の作成日現在において入手可能な情報に基づいて算定しております。今後

の経済状況等の変化により、実際の業績は異なる結果となる可能性があります。  

(ご参考)

2018年3月期のIFRS第9号を遡及適用した修正再表示後の各数値は以下の通りとなる見込みです。なお、当該数 値は、監査前・仮集計数値であり今後変更になる可能性があります。

(2018年3月期IFRS第9号適用後) (単位:百万円)

  売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益

親会社の所有者に 帰属する当期利益 第2四半期(累計) 42,849 12,263 12,360 8,130 7,499

通期 94,471 27,587 27,574 19,327 18,229  

 

2.会計基準の選択に関する基本的な考え方

当社グループは、「インターネットを活用して、健康で楽しく長生きする人を一人でも増やし、不必要な医療コス トを1円でも減らすこと」を事業目的とし、日本にとどまらず米国、欧州、中国等、グローバルに事業を展開してい ます。このような状況を踏まえ、財務情報の国際的な比較可能性の向上や開示の拡充により、国内外の株主・投資家 などの様々なステークホルダーズの皆さまの利便性を高めるため、2015年3月期より国際会計基準を適用していま す。

(8)

3.連結財務諸表及び主な注記

(1) 連結財政状態計算書  

(単位:百万円)  

  注記

前連結会計年度 (2017年3月31日)

当連結会計年度 (2018年3月31日)

資産      

流動資産      

現金及び現金同等物 10 20,095 23,732

営業債権及びその他の債権 10 18,454 24,902

その他の短期金融資産 10 962 1,018

その他の流動資産   2,301 3,944

流動資産合計   41,812 53,596

       

非流動資産      

有形固定資産   1,262 1,553

のれん 7 32,357 38,005

無形資産   11,353 12,767

持分法で会計処理されている投資   1,250 1,350

売却可能金融資産 10 4,510 3,858

その他の長期金融資産 10 1,543 1,898

繰延税金資産   993 1,937

その他の非流動資産   466 1,477

非流動資産合計   53,734 62,845

資産合計   95,546 116,441

(9)

 

(単位:百万円)  

  注記

前連結会計年度 (2017年3月31日)

当連結会計年度 (2018年3月31日)

負債及び資本      

負債      

流動負債      

営業債務及びその他の債務 10 9,648 12,631

未払法人所得税   4,835 5,168

ポイント引当金   1,296 1,408

その他の短期金融負債 10 99 60

その他の流動負債   4,668 5,289

流動負債合計   20,545 24,555

       

非流動負債      

その他の長期金融負債 10 40 423

繰延税金負債   3,114 3,474

その他の非流動負債   2,337 2,821

非流動負債合計   5,491 6,718

負債合計   26,036 31,274

       

資本      

資本金 8 1,587 1,654

資本剰余金 8 8,287 8,348

自己株式 8 △51 △51

その他の資本の構成要素 8 1,636 481

利益剰余金 8 55,605 72,051

親会社の所有者に帰属する持分合計   67,064 82,484

非支配持分   2,446 2,684

資本合計   69,510 85,167

負債及び資本合計   95,546 116,441

(10)

(2) 連結損益計算書  

(単位:百万円)  

  注記

前連結会計年度 (自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

当連結会計年度 (自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

売上収益 5,11 78,143 94,471

売上原価 12 △32,103 △40,722

売上総利益   46,040 53,750

販売費及び一般管理費 13 △22,265 △27,052

持分法による投資利益   229 30

その他の収益   1,375 3,116

その他の費用   △328 △131

営業利益   25,050 29,713

金融収益   13 41

金融費用   △104 △54

税引前当期利益   24,959 29,700

法人所得税費用   △8,021 △8,917

当期利益   16,938 20,783

       

以下に帰属する当期利益      

親会社の所有者に帰属   16,004 19,684

非支配持分に帰属   934 1,098

合計   16,938 20,783

       

      (単位:円)

親会社の所有者に帰属する1株当たり当期利益      

基本的1株当たり当期利益 15 49.44 60.79

希薄化後1株当たり当期利益 15 49.40 60.75

(11)

(3) 連結包括利益計算書  

(単位:百万円)  

  注記

前連結会計年度 (自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

当連結会計年度 (自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

当期利益   16,938 20,783

その他の包括利益(税引後)      

純損益に振り替えられることのない項目      

確定給付制度に係る再測定   △50 △1

純損益に振り替えられることのない項目合計   △50 △1

純損益に振り替えられる可能性のある項目      

売却可能金融資産の公正価値の純変動   △561 △1,103

在外営業活動体の換算差額   △427 △103

持分法適用会社におけるその他の包括利益に 対する持分

  △8 0

純損益に振り替えられる可能性のある項目合計   △995 △1,206

その他の包括利益(税引後)合計   △1,046 △1,207

当期包括利益合計   15,893 19,575

       

以下に帰属する当期包括利益      

親会社の所有者に帰属   14,962 18,517

非支配持分に帰属   931 1,059

合計   15,893 19,575

(12)

(4) 連結持分変動計算書

前連結会計年度(自 2016年4月1日 至 2017年3月31日)

(単位:百万円)  

  注記

親会社の所有者に帰属する持分

非支配 持分

資本合計 資本金

資本 剰余金

自己株式

その他の 資本の構 成要素

利益 剰余金

合計

2016年4月1日現在   1,531 8,230 △51 2,617 42,563 54,889 1,673 56,562 当期利益       16,004 16,004 934 16,938 その他の包括利益         △1,043   △1,043 △3 △1,046 当期包括利益合計   - - - △1,043 16,004 14,962 931 15,893

所有者との取引額      

剰余金の配当 9         △2,913 △2,913 △182 △3,095 支配継続子会社に対

する持分変動

    0       0 △63 △62

非支配持分の取得       - 86 86

株式報酬取引による 増加(減少)

8 57 57   12   125   125

その他の資本の構成 要素から利益剰余金 への振替

8       50 △50 -   -

その他     1       1   1

所有者との取引額合計   57 57 - 62 △2,963 △2,787 △158 △2,945 2017年3月31日現在   1,587 8,287 △51 1,636 55,605 67,064 2,446 69,510  

 

当連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)

(単位:百万円)  

  注記

親会社の所有者に帰属する持分

非支配 持分

資本合計 資本金

資本 剰余金

自己株式

その他の 資本の構 成要素

利益 剰余金

合計

2017年4月1日現在   1,587 8,287 △51 1,636 55,605 67,064 2,446 69,510 当期利益       19,684 19,684 1,098 20,783 その他の包括利益         △1,168   △1,168 △40 △1,207 当期包括利益合計   - - - △1,168 19,684 18,517 1,059 19,575

所有者との取引額      

剰余金の配当 9         △3,238 △3,238 △845 △4,082 支配継続子会社に対

する持分変動

    △7       △7 22 16

株式報酬取引による 増加(減少)

8 67 67   12   146   146

その他の資本の構成 要素から利益剰余金 への振替

8       1 △1 -   -

その他     1       1 1 2

(13)

(5) 連結キャッシュ・フロー計算書  

(単位:百万円)  

  注記

前連結会計年度 (自 2016年4月1日

至 2017年3月31日)

当連結会計年度 (自 2017年4月1日

至 2018年3月31日)

営業活動によるキャッシュ・フロー      

税引前当期利益   24,959 29,700

減価償却費及び償却費   939 1,161

金融収益   △13 △41

金融費用   104 54

持分法による投資損益(△は益)   △229 △30

売却可能金融資産の売却益   △1,043 △2,306

営業債権及びその他の債権の増減額(△は増加)   △2,418 △3,993

営業債務及びその他の債務の増減額(△は減少)   971 447

ポイント引当金の増減額(△は減少)   126 117

その他の流動資産の増減額(△は増加)   407 △352

その他   △373 △103

小計   23,430 24,653

利息及び配当の受取額   34 62

利息の支払額   △3 △7

法人所得税の支払額   △6,906 △8,795

営業活動によるキャッシュ・フロー   16,555 15,913

投資活動によるキャッシュ・フロー      

定期預金の預入による支出   △66 △210

定期預金の払戻による収入   - 149

拘束性預金の払戻による収入   174 -

売却可能金融資産の取得による支出   △407 △530

売却可能金融資産の売却による収入   1,773 2,346

有形固定資産の取得による支出   △419 △1,385

無形資産の取得による支出   △355 △463

敷金・保証金の取得による支出   △108 △18

敷金・保証金の返還による収入   205 177

貸付けによる支出   △68 △450

貸付金の回収による収入   382 174

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出 6,14 △14,447 △8,196 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入 6,14 22 154

連結の範囲の変更を伴う子会社株式の売却による収入   - 1,750

未払の子会社株式取得対価の支払による支出 6,14 △876 -

事業譲受による支出 6,14 △309 △666

持分法投資の取得による支出   △2 △90

その他   11 △23

投資活動によるキャッシュ・フロー   △14,490 △7,281

財務活動によるキャッシュ・フロー      

親会社の株主への配当金の支払額   △2,911 △3,238

非支配持分株主への配当金の支払額   △182 △845

短期借入金の返済による支出   △502 △35

長期借入金の返済による支出   △314 △733

株式の発行による収入   58 74

その他   △45 16

財務活動によるキャッシュ・フロー   △3,897 △4,761

現金及び現金同等物の為替変動による影響   △48 △234

現金及び現金同等物の増減額(△は減少)   △1,879 3,636

現金及び現金同等物の期首残高   21,975 20,095

現金及び現金同等物の期末残高   20,095 23,732

(14)

(6) 継続企業の前提に関する注記

該当事項はありません。  

(7) 連結財務諸表注記

1 報告企業

エムスリー株式会社(以下、「当社」)は、日本国に所在する株式会社です。本連結財務諸表は2018年3月31日 を期末日とし、当社及び子会社(以下、「当社グループ」)並びに関連会社に対する当社グループの持分により構 成されています。

当社グループは、主に医療関連サービスとして、国内における医療従事者専門サイト「m3.com」等を核としたイ ンターネットとリアルオペレーションを活用した各種マーケティング関連事業を行うメディカルプラットフォーム 事業、治験や大規模臨床研究の支援を行うエビデンスソリューション事業、国内における医療従事者を対象とした 人材サービス事業を行うキャリアソリューション事業、海外において医療従事者専門サイトを活用した医療関連会 社向けマーケティング支援や調査、人材サービス等を行う海外事業等を行っています。

 

2 作成の基礎

(1) 連結財務諸表が国際会計基準に準拠している旨の記載

当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則(以下、「連結財務 諸表規則」)」(1976年大蔵省令第28号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすこ とから、連結財務諸表規則第93条の規定により、国際会計基準(以下、「IFRS」)に準拠して作成しています。  

(2) 測定の基礎

連結財務諸表は公正価値で測定する金融商品を除き、取得原価を基礎として作成しています。  

(3) 表示通貨及び単位

連結財務諸表の表示通貨は、当社グループが営業活動を行う主要な経済環境における通貨(以下、「機能通 貨」)である日本円であり、百万円未満を四捨五入して百万円単位で記載しています。

 

3 重要な会計方針

当社グループが採用する会計方針は、本連結財務諸表に記載されている全ての期間に継続して適用しています。  

(1) 連結の基礎

① 子会社

子会社とは、当社により支配されている企業をいいます。支配とは、投資先への関与により生じる変動リタ ーンに対するエクスポージャーまたは権利を有し、かつ、その投資先に対するパワーを通じてそれらのリター ンに影響を及ぼす能力を有している場合をいいます。

子会社の財務諸表は、支配獲得日から支配喪失日までの間、当社グループの連結財務諸表に含まれていま す。

当社グループ内の債権債務残高及び取引、並びに連結グループ内取引によって発生した未実現損益は、連結 財務諸表の作成に際して消去しています。子会社の決算日が連結決算日と異なる場合、当該子会社について連 結決算日に仮決算を行い、連結しています。

 

② 支配を喪失しない子会社における所有持分の変動

支配を喪失しない子会社の当社グループの所有持分の変動は、資本取引として会計処理しています。当社グ ループの持分及び非支配持分の帳簿価額は、子会社に対する持分の変動を反映して調整しています。非支配持 分の調整額と対価の公正価値との差額は、親会社の所有者に帰属する持分として資本の部に直接認識していま す。

 

③ 子会社の処分

当社グループが子会社の支配を喪失する場合、処分損益は以下の差額として算定し、純損益で認識していま す。

・受取対価の公正価値及び残存持分の公正価値の合計

・子会社の資産(のれんを含む)、負債及び非支配持分の支配喪失時の帳簿価額  

(15)

④ 関連会社

関連会社とは、当社グループがその企業の財務及び経営方針に対して、重要な影響力を有しているものの、 支配をしていない企業をいいます。当社グループが他の企業の議決権の20%以上、50%以下を保有する場合、 当該他の企業に対して重要な影響力があると推定されます。

関連会社に対する投資は、持分法により会計処理しています。連結財務諸表では、重要な影響力を有した日 から喪失する日までの純損益及びその他の包括利益の当社グループの持分を認識するとともに、投資額を修正 しています。関連会社の損失に対する、当社グループの負担(持分相当額)が、当該関連会社に対する投資持 分を上回った場合には、当該投資持分の帳簿価額をゼロまで減額し、当社グループが関連会社に代わって債務 (法的または推定的債務)を負担する、または支払いを行う場合を除き、それ以上の損失を認識しておりませ ん。

持分法では、当初の取得原価と、これに対応する投資先の「識別可能な資産及び負債の正味の公正価値」と の間に差額がある場合には、のれんとして投資の帳簿価額に含めています。当該のれんは関連会社に対する投 資に含めて報告され、区別して認識されていないため、のれん個別ではなく、関連会社に対する投資全体を減 損テストの対象としています。関連会社に対する投資が減損しているという客観的な証拠が存在するかを期末 日に決定し、当該証拠がある場合、関連会社に対する投資の回収可能額と帳簿価額の差額を減損しています。  

(2) 企業結合

当社グループは、企業結合に対して取得法を適用しています。譲渡対価には、当社グループから被取得企業の 従前の所有者に対して移転した資産、発生した負債、及び当社グループが発行した持分の公正価値が含まれてい ます。譲渡対価には、条件付対価の公正価値が含まれています。企業結合において取得した識別可能な資産、引 き受けた負債及び偶発負債は取得日の公正価値で測定しています。資産または負債とみなされた条件付対価の公 正価値の事後の変動は、IAS39号に準拠して純損益として認識しています。

企業結合に関連して当社グループに発生する取引費用は、発生時に費用処理しています。

のれんは、譲渡対価と被取得企業の非支配持分の金額の合計が、支配獲得日における識別可能な取得資産及び 負債の正味価額を上回る場合にその超過額として測定しています。一方、この差額が負の金額である場合には、 直ちに純損益で認識しています。

当社グループは、非支配持分を識別可能な被取得企業の純資産に対する非支配持分割合相当額で測定していま す。段階的に達成する企業結合の場合、当社グループが以前に保有していた被取得企業の持分は支配獲得日の公 正価値で再測定し、発生した利得又は損失は純損益で認識しています。

なお、当社グループはIFRS第1号の免除規定を採用し、IFRS移行日(2013年4月1日)より前の企業結合に関 して、IFRS第3号「企業結合」(以下、「IFRS第3号」)を遡及適用しておりません。

 

(3) 外貨換算

① 外貨建取引

外貨建取引は、取引日における為替レートで当社グループ各社の機能通貨に換算しています。外貨建の貨幣 性資産及び負債は、期末日の為替レートで機能通貨に再換算しています。公正価値で測定される外貨建の非貨 幣性資産及び負債は、当該公正価値の測定日における為替レートで機能通貨に再換算しています。

これら取引の決済から生じる外国為替差額ならびに外貨建の貨幣性資産及び負債を期末日の為替レートで換 算することによって生じる為替換算差額は、純損益で認識しています。但し、非貨幣性項目の利益又は損失が その他の包括利益に計上される場合は、為替換算差額もその他の包括利益に計上しています。

 

② 在外営業活動体

在外営業活動体の資産及び負債(取得により発生したのれん及び公正価値の調整を含む)については期末日 の為替レート、収益及び費用については、会計期間中の為替レートが著しく変動していない限り、その期間の 平均為替レートを用いて表示通貨である日本円に換算しています。

在外営業活動体の財務諸表の換算から生じる為替換算差額は、その他の包括利益の「在外営業活動体の換算 差額」として認識し、その他の資本の構成要素に含めています。在外営業活動体の持分全体の処分、及び支配 又は重要な影響力の喪失を伴う持分の一部処分につき、当該為替換算差額は、処分損益の一部として純損益に 振り替えています。

なお、当社グループはIFRS第1号の免除規定を採用し、IFRS移行日の累積為替換算差額をゼロとすることを 選択しています。

(16)

(4) 現金及び現金同等物

現金及び現金同等物は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動に ついて僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に満期日が到来する短期投資からなっています。  

(5) 金融商品

① 金融資産の分類

当社グループは、金融資産に対する投資を、「貸付金及び債権」、「純損益を通じて公正価値で測定される 金融資産」又は「売却可能金融資産」のカテゴリーに分類しています。この分類は、金融資産の性質及び取得 目的に基づいて行っています。経営者は金融資産の当初認識時に分類を決定しています。なお、デリバティブ 取引は利用しておりません。

 

ⅰ)貸付金及び債権

貸付金及び債権は、支払額が固定もしくは決定可能なデリバティブ以外の金融資産で、活発な市場におけ る公表価格が存在しないものです。当該資産は期末日から12ヶ月以内に満期が到来し、決済されるものを除 き、非流動資産に分類されます。貸付金及び債権は、連結財政状態計算書上は「営業債権及びその他の債 権」、「その他の短期金融資産」及び「その他の長期金融資産」に含まれます。

ⅱ)純損益を通じて公正価値で測定される金融資産

純損益を通じて公正価値で測定される金融資産は、売買目的で保有する資産と、当初認識時に純損益を通 じて公正価値で測定するものと指定したものが含まれています。主に短期間で売却する目的で取得された場 合、このカテゴリーに分類されます。このカテゴリーに分類される資産は、期末日から12ヶ月以内に売却す る予定がある場合、流動資産に分類されます。

なお、純損益を通じて公正価値で測定される金融資産は保有しておりません。 ⅲ)売却可能金融資産

売却可能金融資産は、他のカテゴリーに分類されなかったデリバティブ以外の金融資産です。売却可能金 融資産は、期末日から12ヶ月以内に投資を処分する意図を有しない限り、非流動資産に分類されます。  

② 金融資産の認識・測定

金融資産の購入及び売却は原則として、取引日、すなわち当社グループが当該資産の購入又は売却を約定し た日に認識されます。また、金融資産の取得に直接帰属する取引費用を公正価値に加算した金額で当初認識さ れます。さらに、金融資産は、当該資産からのキャッシュ・フローを受領する権利が消滅もしくは譲渡され、 当社グループが当該資産の所有に伴う全てのリスクと経済価値を実質的に移転した時点で、認識が中止されま す。

「貸付金及び債権」は、実効金利法を用いて償却原価から減損損失を控除した金額で測定されます。 「売却可能金融資産」は、当初認識後は公正価値で測定されます。「売却可能金融資産」にかかる公正価値 の変動による未実現の利得及び損失は、その他の包括利益である「売却可能金融資産の公正価値の純変動」に 認識されます。「売却可能金融資産」が売却された場合には、累積した「売却可能金融資産の公正価値の純変 動」は、純損益として連結損益計算書に振り替えられます。

 

(17)

③ 金融資産の減損

当社グループは、四半期ごとに金融資産について減損の客観的な証拠の有無を評価しています。「売却可能 金融資産」に分類される資本性金融商品の場合には、減損の証拠の有無を判定する際に、公正価値の取得原価 に対する著しい下落又は長期にわたる下落があるかどうかが考慮されます。「売却可能金融資産」について減 損の客観的証拠がある場合、取得価額と期末日の公正価値との差額から、以前に純損益で認識された金融資産 の減損損失を控除した金額に相当する累積損失が、資本から純損益へ振り替えられます。「売却可能金融資 産」に分類される資本性金融商品は、減損損失の戻入を行いません。

「貸付金及び債権」は、当初認識後に発生した損失事象の結果として減損の客観的証拠があり、かつ、その 損失事象が当該金融資産の見積将来キャッシュ・フローに対して信頼性をもって見積れるマイナスの影響を有 している場合に、減損損失を認識しています。償却原価で測定される金融資産の減損の客観的な証拠を、個々 の資産ごとに検討するとともに全体としても検討しています。個々に重要な金融資産は、個々に減損を評価し ています。個々に重要な金融資産のうち個別に減損する必要がないものについては、発生しているが認識され ていない減損の有無の評価を全体として実施しています。個々に重要でない金融資産は、リスクの特徴が類似 するものごとにグルーピングを行い、全体として減損の評価を行っています。減損の証拠には、債務者または 債務者グループが重要な財政的困難、利息または元本の支払の債務不履行または遅滞に陥っている兆候、破産 手続きもしくはその他の更生手続きに入る可能性及び貸倒れとの相関関係のある遅滞または経済状況の変化な ど、見積キャッシュ・フローの測定可能な減少の存在を観察可能なデータが示唆する場合等が含まれます。減 損損失は、当初の実効金利で割り引いた見積将来キャッシュ・フローの現在価値と帳簿価額との差額として測 定し、純損益として連結損益計算書にて認識しています。その後の期間において減損損失の金額が減少し、そ の減少が減損損失認識後に発生した事象に客観的に関連している場合は、金融資産の帳簿価額に減損を認識し なかった場合の償却原価を超えない範囲で、以前に認識した減損損失を純損益で戻し入れています。  

④ 償却原価で測定される金融負債

当社グループは、金融負債を当初認識後、実効金利法による償却原価で測定しています。金融負債は、義務 を履行した場合、もしくは債務が免責、取消または失効となった場合に認識を中止しています。償却原価で測 定される金融負債は、連結財政状態計算書上「営業債務及びその他の債務」、「その他の短期金融負債」及び 「その他の長期金融負債」に含まれます。

 

⑤ 金融資産及び金融負債の表示

金融資産及び金融負債は、当社グループがそれらの残高を相殺する法的権利を有し、純額で決済するか、又 は資産の実現と負債の決済を同時に行う意図を有する場合にのみ、連結財政状態計算書上で相殺し、純額で表 示しています。

 

(6) 有形固定資産

① 認識及び測定

有形固定資産は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額で計上しています。 取得原価には資産の取得に直接関連する費用、資産の解体及び除去費用、並びに原状回復費用の当初見積額 が含まれています。当初認識後の測定モデルとして原価モデルを採用しています。

有形固定資産の構成要素の耐用年数が構成要素ごとに異なる場合は、それぞれ別個の有形固定資産項目とし て計上しています。

 

② 減価償却

減価償却費は償却可能価額をもとに算定しています。償却可能価額は、資産の取得価額から残存価額を差し 引いて算出しています。

減価償却については、有形固定資産の各構成要素の見積耐用年数にわたり、定額法に基づいて償却していま す。リース資産については、リース契約の終了までに当社グループが所有権を獲得することが合理的に確実な 場合を除き、リース期間又は経済的耐用年数のいずれか短い期間で償却しています。

主要な有形固定資産の見積耐用年数は以下の通りです。 ・器具及び備品 2年~8年

・建物付属設備 15年

減価償却方法、耐用年数及び残存価額は、連結会計年度末日ごとに見直しを行い、必要に応じて改定してい ます。

(18)

(7) 無形資産

① 企業結合により取得した無形資産

ⅰ)のれん

当初認識時におけるのれんの測定については、注記「3 (2) 企業結合」に記載しています。当初認識後 は、取得価額から減損損失累計額を控除して測定しています。

減損損失の測定方法については、注記「3 (8) 非金融資産の減損」に記載しています。 ⅱ)のれん以外の無形資産

企業結合により取得し、のれんとは区分して認識した無形資産は取得日の公正価値で計上しています。当 初認識後は、有限の耐用年数が付されたものについては、取得原価から償却累計額及び減損損失累計額を差 し引いて測定しています。

 

② ソフトウェア

当社グループは、内部利用目的のソフトウェアを購入又は開発するための特定のコストを支出しています。 ソフトウェア・プログラムの保守に関連するコストは、発生時に費用認識しています。開発活動による支出 については、信頼性をもって測定可能であり、技術的に実現可能であり、将来経済的便益を得られる可能性が 高く、当社グループが開発を完成させ、当該資産を使用又は販売する意図、能力及びそのための十分な資源を 有している場合にのみ自己創設無形資産として資産計上しています。

資産計上したソフトウェアは、取得価額から償却累計額及び減損損失累計額を差し引いて測定しています。  

③ 償却

取得後は、当該資産が使用可能な状態になった日から見積耐用年数にわたり、定額法に基づいて償却してい ます。

主要な無形資産の見積耐用年数は、以下の通りです。

・受注残 3年~6年

・カスタマーリレーションシップ 4年~16年

・ソフトウェア 3年~5年

償却方法、耐用年数及び残存価額は、連結会計年度末日ごとに見直しを行い、必要に応じて改定していま す。

耐用年数を確定できない無形資産については、償却を行わず、毎年又は減損の兆候が存在する場合にはその 都度、個別に又は各資金生成単位で減損テストを実施しています。

 

(8) 非金融資産の減損

当社グループは、棚卸資産及び繰延税金資産を除く非金融資産について、四半期ごとに減損の兆候の有無を判 断しています。減損の兆候が存在する場合は、当該資産の回収可能価額を見積もって、減損テストを実施してい ます。のれん及び耐用年数を確定できない、または、未だ使用可能ではない無形資産については、年に一度(連 結会計年度における一定時期)及び減損の兆候を識別した時に回収可能価額を見積り、減損テストを実施してい ます。

資産又は資金生成単位の回収可能価額は、使用価値と売却費用控除後の公正価値のうち、いずれか高い金額と しています。使用価値の算定において、見積将来キャッシュ・フローは、貨幣の時間的価値及び当該資産の固有 のリスクを反映した税引前の割引率を用いて現在価値に割り引いています。資金生成単位については、他の資産 又は資産グループのキャッシュ・イン・フローから、概ね独立したキャッシュ・イン・フローを生み出す最小の 資産グループとしています。

のれんの資金生成単位については、のれんが内部報告目的で管理される単位に基づき決定し、事業セグメント の範囲内となっています。

全社資産は独立したキャッシュ・イン・フローを生み出していないため、全社資産に減損の兆候がある場合、 全社資産が帰属する資金生成単位の回収可能価額を算定して判断しています。

減損損失については、資産又は資金生成単位の帳簿価額が回収可能価額を超過する場合に純損益で認識してい ます。資金生成単位に関連して認識した減損損失は、まずその単位に配分されたのれんの帳簿価額を減額するよ うに配分し、次に資金生成単位内のその他の資産の帳簿価額を比例的に減額するように配分しています。

のれんに関連する減損損失は戻し入れておりません。過去に認識したのれん以外の資産の減損損失について は、四半期ごとに、損失の減少又は消滅を示す兆候の有無を判断しています。減損損失の減少又は消滅を示す兆 候があり、当該資産の回収可能価額の算定に使用した見積りに変更があった場合は、減損損失を戻し入れていま す。減損損失については、減損損失を認識しなかった場合の帳簿価額から必要な減価償却費又は償却費を控除し た後の帳簿価額を超えない金額を上限として戻し入れています。

(19)

(9) 従業員給付

① 退職給付

ⅰ)確定給付制度

一部の子会社では、確定給付型の制度として退職一時金制度を設けています。確定給付制度に関連して認 識する債務は、従業員が過年度及び当年度において提供したサービスの対価として獲得した将来給付額を見 積り、当該金額を現在価値に割り引くことによって算定しています。

ⅱ)確定拠出制度

一部の会社では、確定拠出制度を採用しています。確定拠出制度への拠出は、従業員がサービスを提供し た期間に費用として認識し、未払拠出額を債務として認識しています。また、公的制度については複数事業 主制度と同様の方法で会計処理しています。

ⅲ)複数事業主制度

一部の子会社では、確定給付制度である複数事業主制度による総合型厚生年金基金に加入しています。当 社グループでは、この制度について、確定給付制度としての会計処理を行うために十分な情報を入手できな いため、複数事業主制度への拠出額を、従業員がサービスを提供した期間に費用として認識し、確定拠出制 度と同様の処理を行っています。

 

② 短期従業員給付

短期従業員給付については、割引計算は行わず、関連するサービスが提供された時点で費用として計上して います。なお、賞与については、それらを支払うべき現在の法的又は推定的債務を負っており、かつその金額 を信頼性をもって見積ることができる場合に、それらの制度に基づいて支払われると見積られる額を負債とし て認識しています。

 

(10) 株式報酬

当社グループは、株式に基づく報酬として、持分決済型のストック・オプション制度及び現金決済型のストッ ク・アプリシエーション・ライト(SAR)制度を導入しています。

持分決済型の株式に基づく報酬は、ストック・オプションの付与日における公正価値で測定しています。付与 されたオプションの公正価値は、オプションの前提を考慮し、ブラック・ショールズ式を用いて算定していま す。付与日における公正価値は、付与日から権利が確定するまでの期間にわたり費用として認識し、同額を資本 の構成要素の増加として認識しています。

現金決済型の株式に基づく報酬は、発生した負債の公正価値で測定しています。当該負債の公正価値は、期末 日及び決済日に再測定し、公正価値の変動を純損益で認識しています。

なお、当社グループはIFRS第1号の免除規定を採用し、IFRS移行日より前に権利確定したストック・オプショ ンについて、IFRS第2号「株式に基づく報酬」(以下、「IFRS第2号」)を適用しておりません。

 

(11) 引当金

引当金は、当社グループが過去の事象の結果として現在の法的又は推定的債務を有しており、当該債務を決済 するために経済的便益をもつ資源の流出が必要となる可能性が高く、当該債務の金額について信頼性のある見積 りができる場合に認識しています。

当社グループは、運営する医療従事者専門サイトを利用する会員に対して、主としてサイト利用に応じてポイ ントを付与しています。当社グループはポイント利用による費用負担に備えるため、期末ポイント残高、過去の ポイント利用実績率及びポイント当たり費用化率を勘案し、将来利用されると見込まれるポイントに対する所要 額をポイント引当金として計上しています。

 

(12) 資本

当社が発行した普通株式は、発行価額を資本金及び資本剰余金に計上し、直接発行費用(税効果考慮後)は資 本剰余金から控除しています。

(20)

(13) 収益

当社グループは、通常の商取引において提供される役務の提供・物品等の対価の公正価値から、消費税等の税 金を控除した金額で収益を測定しています。

 

役務の提供に関する取引に関し、以下の条件を全て満たした場合、かつ、取引の成果を信頼性をもって見積る ことができる場合に、期末日現在の取引の進捗度に応じて収益を認識しています。

・収益の金額を信頼性をもって測定できる。

・取引に関連する経済的便益が当社グループに流入する可能性が高い。 ・期末日における取引の進捗度を信頼性をもって測定できる。

・取引に関して発生する費用と取引を完了するために要する費用を信頼性をもって測定できる。

役務の提供に関する取引の成果を、信頼性をもって見積ることができない場合には、費用が回収可能と認めら れる部分についてのみ収益を認識しています。

 

物品の販売からの収益は、以下の要件を全て満たした時に認識しています。

・物品の所有に伴う重要なリスク及び便益が当社グループから顧客に移転済みである。

・当社グループは販売した物品について、通常所有とみなされるような継続的な管理上の関与も実質的な支配 も保持していない。

・収益の金額を信頼性をもって測定できる。

・取引に関連する経済的便益が当社グループに流入する可能性が高い。 ・取引に関して発生する費用を信頼性をもって測定できる。

 

収益の主要な区分におけるそれぞれの収益認識基準は、以下の通りです。

当社グループは、(a) 「MR君」等のプラットフォーム利用料及び広告販売売上、(b) 調査売上、(c) 人材紹介 サービスに係る売上、(d) エビデンスソリューション事業におけるCRO等の専門業務サービスに係る売上、(f) 医薬品・医療機器等の営業活動及びマーケティング業務等の受託売上等を、役務の提供に係る収益とし、(e) 医 療機器及び電子カルテ等の販売に係る売上を物品販売及び役務の提供に係る収益としています。

 

(a) 「MR君」等のプラットフォーム利用料及び広告販売売上

当社グループは、「m3.com」等の医療従事者専門サイトを用いて、「MR君」等のコミュニケーションプラッ トフォームやバナー広告、成果報酬型広告(アフェリエイト広告)、タイアップ広告等の掲載サービスを提供 しています。一定期間、継続してプラットフォームの提供や広告の掲載を行う義務のあるものについては、プ ラットフォームの利用期間や、広告の掲載期間にわたって、それぞれの収益を認識しています。また、利用料 や広告料金が利用実績等により変動するものについては、プラットフォームの利用者が提供サービスを利用し た実績に基づき、売上を認識しています。

 

(b) 調査売上

当社グループは、「m3.com」等の医療従事者専門サイトを活用し、医療従事者を対象とした調査レポートや 調査結果データを提供するサービスを行っています。当該売上は、当社グループが成果物を提出した時点で認 識しています。

 

(c) 人材紹介サービスに係る売上

当社グループは、医療従事者向けの人材紹介や「m3.com CAREER」等への求人広告掲載等を通じて、医師、 薬剤師向けの求人求職支援サービスを提供しています。当該売上は、各取引の実態に応じて、関連する経済的 便益が当社グループに流入する可能性が高いと認められる時点(例えば、紹介した求職者が求人企業に入社し た日)で認識しています。

 

(d) エビデンスソリューション事業におけるCRO等の専門業務サービスに係る売上

当社グループは、臨床開発業務の支援及び大規模臨床研究の支援を行うCRO事業(Contract Research Organization:医薬品開発業務受託機関)及び治験実施医療機関における治験業務全般の管理・運営支援を行 うSMO事業(Site Management Organization:治験施設支援機関)において、専門業務サービスを提供してい ます。当該役務提供に係る売上は、当社グループによる役務提供の進捗に応じて認識しています。

 

(21)

(e) 医療機器及び電子カルテ等の販売に係る売上

当社グループは、医療機関向けに医療機器及び電子カルテ等の開発・販売及びサポートを行っています。医 療機器及び電子カルテ等の販売については、医療機関または卸売業者に当該製品を納品し、納品した製品が医 療機関等に検収された時点で売上を認識しています。医療機器及び電子カルテ等のサポートについては、契約 期間にわたって売上を認識しています。

 

(f) 医薬品・医療機器等の営業活動及びマーケティング業務等の受託売上

当社グループは、独自にMR(Medical Representative:医薬情報担当者)を採用し、製薬会社等から医療機 関に対する医薬品・医療機器等の営業活動やマーケティング業務等の受託を行っています。当該役務提供に係 る売上は、当社グループによる役務提供の進捗に応じて認識しています。

 

(14) 金融収益及び金融費用

金融収益は受取利息等から構成されています。受取利息は、実効金利法により発生時に認識しています。 金融費用は支払利息等から構成されています。支払利息は、実効金利法により発生時に認識しています。  

(15) 法人所得税

法人所得税費用は当期税金及び繰延税金から構成されています。これらは、企業結合から生じた項目、その他 の包括利益で認識される項目、及び資本に直接認識される項目に関連する税金を除き、純損益で認識していま す。

繰延税金資産は、将来の課税所得を稼得する可能性が高い範囲内で、全ての将来減算一時差異及び全ての未使 用の繰越欠損金及び繰越税額控除について認識しています。繰延税金負債は、原則として将来加算一時差異につ いて認識しています。なお、次の一時差異に対しては、繰延税金資産及び負債を認識しておりません。

・のれんの当初認識における将来加算一時差異

・企業結合以外の取引で、かつ会計上または税務上のいずれかの損益にも影響を及ぼさない取引における資産 または負債の当初認識にかかる一時差異

・子会社、関連会社に対する投資に係る将来加算一時差異のうち、一時差異の解消時期をコントロールでき、 かつ、予見可能な期間内での一時差異が解消されない可能性が高い場合

・子会社、関連会社に対する投資に係る将来減算一時差異のうち、予測可能な期間内に一時差異が解消されな い可能性が高い場合又は当該一時差異の使用対象となる課税所得が獲得される可能性が高くない場合 なお、当期税金資産と当期税金負債を相殺する法的に強制力のある権利を有し、かつ、単一の納税事業体に対 して、同一の税務当局によって課されている法人所得税に関連するものである場合には、繰延税金資産及び繰延 税金負債の相殺を行っています。

 

(16) 1株当たり利益

基本的1株当たり当期利益は、当期利益(親会社の所有者に帰属)を、その期間の自己株式を調整した発行済 普通株式の加重平均株式数で除して算定しています。希薄化後1株当たり当期利益は、全ての希薄化効果のある 潜在的普通株式による影響について、当期利益(親会社の所有者に帰属)及び自己株式を調整した発行済普通株 式の加重平均株式数を調整することにより算定しています。当社グループの潜在的普通株式はストック・オプシ ョン制度に係るものです。

 

4 重要な会計上の見積り及び判断方針

連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及 ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行っています。過去の経験及び利用可能な情報を適切に収集して設定していま すが、会計上の見積りの結果は、実際の結果とは異なる場合があります。

見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの見直しによる影響は、その見積りを 見直した会計期間と将来の会計期間において認識されます。資産や負債の帳簿価額に重要な影響を与えうる見積り 及び判断は以下の通りです。

・のれんの減損

・繰延税金資産の回収可能性

参照

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